自由設計はオーダーメイドの服、企画住宅は既製服のようなイメージです

自由設計にも実は大きく分けて2種類あります。
ハウスメーカーによくある間取りだけを自由に決めることができ、仕様はある程度決められた中から選ぶ「間取りの自由設計」。
間取りや仕様も自由に決めることができる「本当の自由設計」。
があります。
今回は「間取りの自由設計」との違いをご説明します。

自由設計の場合、間取りをある程度自由に決めることができます。
服でいうオーダーメイドの服のようなイメージです。
新しい住まいの間取りを一からつくり上げ設計を行っていくことになります。
服でいうと採寸を行ったり、その寸法に合わせてデザインを一から行い、通常とは違う作り方で作るので、オリジナル性は高いものが出来上がります。反面時間や手間、お金が多くかかります。

企画住宅はある程度決まったパターンから選ぶイメージです。
色々なお客さまのご要望や、様々なプランを元に、洗練された仕様や間取りをあらかじめ設計した住宅です。
服でいう既製服のようなイメージです。
間取りや設備などがあらかじめ決まっているため、建材や設備、設計、コーディネートに要する費用が削減できますので、自由設計住宅で同じ構成にした場合と比べ、お求めやすい価格でご提供することが可能です。
また仕様が決まっていますので、工事の作業効率も高く、完成時期が早まり、新居にスムーズにお住みになることが可能ですので、アパートの家賃などの無駄を省くこともできます。

自由に間取りを考える際、今までの生活をメインに間取りを考えることになります。これまでに住んでいた実家やアパート、見学会などで見た間取りなどを参考にするのではないでしょうか。
多くの方が、5~10くらいの間取りのイメージをもとに間取りを考えると思います。
間取りイメージが少ないためこだわり過ぎるとオリジナリティ性が高くなり、住んでみてしっくりくるかどうか難しいところもあります。

企画住宅の場合ですと、国内外の多くの間取り(3000プラン程度)を研究し、無駄を省いたプラン設計を行った設計済みのプランですので失敗が少ないこともメリットです。
将来家を手放す事になった際も、貸しやすい・売りやすい建物であるといえます。

自由設計も企画住宅も、メリット・デメリットがありますので、よくご検討されたうえでお選びいただくのが良いかと思います。