「地震、台風、雪に強いの？」

マイさん、先程のページでは
「断熱と気密」のページをエスコートしました。
次は「構造」ですね。

わかりました。
まずは一番心配な地震についてです。
ちょっと今回、地震や建築基準法の説明が多くなってしまうかもしれません。
なるべくわかりやすく説明しますので、じっくり聞いてくださいね。
※わかりやすく説明するため、建築基準法の内容などをかいつまんで説明しております。詳しく正確に知りたい方は、各省庁などのホームページなどにてご確認ください。

ありがとうございます。よろしくお願いします。
まず建築基準法では、一生に一回起こるかどうかという大規模な地震に対して「建物が壊れないこと」を目標としているわけではないのです。
「建物は壊れても、住んでいる人の命は救われる建物」にしようという設計です。
言ってみれば、人命最優先の基準であり「逃げる時間を確保する建物」という考え方といえます。

そうですね。事前の準備がとても大事ですね。
また、日本では近年、規模の大きな地震が繰り返し起きています。
建築基準法においては、地震が起こるたびにその影響を検証し、より安全な家づくりに生かすべく基準を見直しています。
1995年の阪神・淡路大震災で多くの木造住宅が倒壊し、地震による死亡者の死因として「家屋の倒壊による圧迫死」と推測されるものが「88％」で、死者数の大部分が建物等の倒壊が原因となっています。
これを受けて、国交省は2000年基準として耐震基準をより厳しくしています。

家（人命）の安全性に直結するのが耐震基準です。
2000年の法改正基準では木造住宅の耐震性に大きな変更が加えられ、地盤に合わせた基礎形状を採用すること、耐力壁の接合の確実化、量のみならず壁の配置（バランス）も規定されました。

東日本大震災を受け、2013年に耐震改修促進法改正が施行されました。
内容を簡単に言うと、多くの人が利用する大規模な建物で古い耐震基準のものは、しっかり診断をして改修して人命を守ろうという内容です。

国土交通省は、熊本地震の建築物被害の分析結果を受けて現行の耐震基準を維持する方針としています。
2000年の法改正基準が「熊本地震に対する倒壊・崩壊の防止に有効であったと認められる。」との見解を示しました。
これは、2000年の法改正基準が有効であったという内容ですね。

そうですね、耐震基準をクリアするのはもちろんです。
盛岡市はマイさんも気にしていたように、雪も多いですし台風も来るので、その部分についてもアルトホームでは、加工実績日本NO.1プレカット会社さんに構造設計を行ってもらっています。
もちろん家を支える地盤調査・改良や基礎の構造にも気を配っていますよ。

安心してもらえて嬉しいです。
やはり岩手県の盛岡市という特性を考えると、雪や台風に対してもしっかりした家を造らないとですからね。

マイさん、次はどんな事について知りたいですか？

わかりました。
では、次はアルトホームの「標準設備」についてご案内しようと思います。
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