プレカットとは

「pre」(あらかじめ)と「cut」(切る)を併せた造語で、全ての木材加工の工程をコンピューター制御による機械で行うことです。
伝統的に木材の加工は、大工が現場で柱や梁に墨付けをし、ノミやカンナ等を使っておこなっていました。
そのため、あらかじめ機械を使い用意することで、建築現場で職人は仕事に集中することができます。
構造材が現場に届くまで
CAD入力

建築図面をCADで入力し、一棟の家に必要な木材の数や加工形状などをデータ化します。このデータはプレカット工場に送られます。
木材の選定

使用する木材の選定は、長年の経験を持つ厳しいプロの目で、一本一本入念に行います。
プレカット加工

データを基に、コンピュータ制御によってプレカット加工を行います。
品質検査

できあがった部材がデータ通りに加工されているかの検査を行い、万全の体制で責任ある製品づくりを行います。
完成

加工が終了後、納品までの間に製品の品質が劣化しないよう細心の配慮で品質管理を行います。
建築現場へ

部材が加工済みなので、職人は組み立てに集中できます。
壁量計算

アルトホームの壁量計算では、通常の木造2階建てで必要な「壁量」「偏心率」などに加え、構造計算を必要とする建築物で検討しなくてはならない「垂直積雪量」「地震地域係数」「地域基準風速」に関しても、荷重及び外力と安全性の検討を行っております。