断熱

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寒さに強い家

室温

寒さは人によってとらえ方が違います。
東京に住んでいた時、「東北の人だから寒さに強いでしょ!」なんて言われたりしましたが、東北の方が冬にちゃんと厚着したりする分、寒さに弱かったりもします。
家の中に居ても、小さい頃はちゃんちゃんこなど着ていた(着せられていた?)ものです。
さて冬寒いとはいえ、家の中は何度くらいが良いのでしょう。
基準となる室温を調べてみました。

まずは日本の環境省のウォームビズですと

環境省では、平成17年度から冬期の地球温暖化対策のひとつとして、暖房時の室温を20℃(目安)で快適に過ごすライフスタイルを推奨する『WARM BIZ』(ウォームビズ)を呼びかけています。

環境省によると、暖房時の推奨温度は20℃が目安とのことです。
20℃って暖房器具にもよりますけど最適なのでしょうかね。

日本よりも気候の寒冷なイギリスの公衆衛生庁の2014年の資料(National Institutes of Health)によると(6ページ目)

Heating homes to at least 18°C (65F) in winter poses minimal risk to the health of a sedentary person, wearing suitable clothing.
健康に対するリスクを最小限にするために、ちゃんと服を着て、室温を18℃以上にしましょう。
(アルトホーム意訳)

イギリスでは18℃以上で健康に対するリスクが最小限になるらしいです。
ちゃんと服を着てというところは、暖かい格好してみたいな意味合いで捉えると良さそうな気がします。

以上より、18℃~20℃くらいが冬の室温の目安になるかと思います。
盛岡市の冬の気温は18℃をはるかに下回りますから、健康リスクを最小限に抑えるためにも室内を温めることはとても大切です。

断熱性能を上げる

熱は窓から一番逃げる

※スマホだと見づらいと思いますので、画像を拡大して閲覧してくださいね。

熱は温度の高いところから低いところへ移動します。
寒さの厳しい冬は、暖気が窓・壁・床・屋根などから逃げていきます。
(家の中より外のほうが寒いので。)
特に家の中から逃げていく暖気の約50%が窓から逃げていきます。
つまり住まいの高断熱化をはかるのに、最も効果的なのが窓の高断熱化です。
窓からの熱の流出を抑えるのがアルトホームで採用している“樹脂窓”です。樹脂窓は、窓のフレームが樹脂でできているため、断熱や遮熱、気密性に優れています。
窓の断熱性能を高めると暖気が逃げにくくなるため、室内の温度低下を抑制し、効率よく冷暖房を使用することができます。

さらに、しっかりと断熱することで外の気温の影響を受けにくくなり保温性が高まり、結露を抑えることもできます。

ついでに美肌にも良いらしいです。

結露でお部屋の水分量が減少することによって、お肌の水分量も減少することがわかってきました。結露の抑制は美肌にとって大切な「うるおい環境」を整えます。

アルトホームの断熱・気密

断熱

断熱等性能基準の等級4を備えた家です。

外気に面する床・壁・天井・窓などを効果的に断熱化します。
夏は涼しく外からの熱を遮断し、冬は暖かく室内の熱を逃しません。

  • 壁:高性能グラスウール16K(24K相当)防湿気密フィルム付属製品 100mm
  • 天井(屋根):高性能グラスウール16K(24K相当)防湿気密フィルム付属製品 200mm(100mmの2重施工)
  • 床:押出法ポリスチレンフォーム3種 100mm
  • 窓:YKK AP:APW330 アルゴンガス封入
  • 玄関:YKK AP:ヴェナート D2仕様

アルトホームの断熱とほぼ同じ仕様(床だけアルトホームが10mm厚いので、より高断熱です)のデータがありましたので、参考にしてください。
UA値0.46の部分の仕様(二重丸がついているところ)とアルトホームの断熱仕様がほぼ同じです。
画像の右下の細かい文字の HGW:高性能グラスウール、XPS3種:押出法ポリスチレンフォーム3種という意味です。

※見ずらいと思いますので、画像を拡大して閲覧してくださいね。

見えなくなる所もていねいに施工します

住まいの内部と外部がつながる木材に貫通する金物は、熱橋と呼ばれ断熱の欠損になるだけではなく、金物が結露し腐食する危険があります。
アルトホームでは細かい部分ですが、そのような金物の外部に面している部分にウレタンを充填し、金物を断熱することで断熱欠損や結露を防いでいます。

気密

気密性の確保

アルトホームではサッシの気密性の確保のために、小さな窓は「縦すべりだし窓」、大きな窓は「縦すべりだし+FIX窓」を基本的に採用しています。
※プランによって、横すべりだし窓や引き違い窓も使います。

第三者機関の評価「高性能住宅」

日本では現在、気密性能に関する基準はありません。
一時、C値2.0以下という基準がありましたが、今の省エネルギー基準には、その数値はまったく出てきません。
アルトホームで気密性能測定を行った際(2016年)、C値は1.1c㎡/㎡でした。
改正前次世代省エネルギー基準C値2.0を大きくクリアーする数値で、第三者機関の評価でも「高性能住宅」と証明されました。

アルトホームでは、徹底した現場管理を行い、断熱材を正しく施工することで、第三者機関にも「高性能住宅」と認められる高気密なマイホーム造りを行っています。

C値=1.10c㎡/㎡
気密性能試験結果-1
気密性能試験結果-2
各工法の隙間相当面積分布図
気密測定技能者登録証