干芋

※干芋、お子様にはオススメのおやつということです。
photo by Cookie M

さつま芋が採れたてで出回る時期は 9 ~ 10 月頃ですが、さつま芋の糖化には概ね 2 ヶ月程度の時間を要する為、干芋の加工開始は 12 月頃が目安となります。
さつま芋を購入しておいて、倉庫などで寝かせておくと良い感じになる傾向です。
さつま芋は低温(10℃~15℃)で糖化するので、盛岡とかだともう少し早く干芋にしても大丈夫と思います。
紅はるかなど、干芋にむいている品種だと思います。
倉庫などない場合は、市販のさつま芋を冷暗所に置いておくだけでも良いと思います。
蒸したさつま芋を好みの形状にカットして、網などで干したりすると干芋になります。
(天日干しがオススメです。)
お好みの柔らかさになったら、冷凍などで保存するのが良さそうだと思います。
9 ~10 月に市販されている干芋は、前年収穫の芋を加工したものが出回っているようです。
市販の菓子と違い、添加物等も含まれていませんので、お子様には良いおやつになるかと思います。
自分で作ってみると、なかなか乾燥がうまくいかず、カビに悩まされたりします。
その際は、干し柿の要領でアルコールを噴霧すると表面のカビは発生しにくくなります。
乾燥させすぎると固くなるので、丁度よい水分量で引き上げるのがポイントです。

という干芋の情報は、どうでもいいです。
何で干芋に詳しいのかは、後ほどわかります。

今回は干芋に関するジェネレーションギャップのお話し。
親戚の子(姪っ子的な感じの子)に、クリスマスとかにプレゼント聞くのですよ。
小さい頃は神様がいて、プリキュアとか不思議に夢をかなえてくれたわけですよ。
(もちろん、神様はボク。)
おとな(高校生)になっても、奇跡はおこるというか、おこそうと思って欲しいモノ聞いたわけですよ。
そしたら「干芋のリスト」が欲しいという。

こっちとしては「?」ではありますが、ネットで「干芋 ランキング」とかで検索して、レポートにまとめるわけですよ。
「なるほど、紅はるかが人気なのか。」とか「熟成とか干芋にあるのか。」など。
茨城の干芋が結構人気商品なようで、実際に購入して味見してみたりとか。
で、特徴とか価格とかコスパとかをレポートにまとめ、オススメの干芋トップ 10 とかという締めくくりのレポートとして、プレゼント。
プレゼントしたところ、「学校でみんなに見せるわ。」とのこと。
年頃の女の子は、「干芋にそんなに興味あるのか~。」「テレビで美容的なのやってたのかな?」とか不思議に思っていました。
そうか、干芋情報をシェアするって感じか。とか思っていたわけですよ。
シェアするなら「 hoshiimo2022.pdf 」とかってPDFでデータの方がシェアしやすくて良かったかなとかって思いながら。

後日話しを聞くと「学校で大爆笑だったよ!」との報告。
爆笑されるレポートではないはず。
むしろ大学生が卒論にするくらいの勢いで、干芋の歴史とか背景、近年砂糖が流通するようになってからや洋菓子との比較などの考察も含めたレポートだったわけなので。

「なぜ大爆笑?」かが不明なので、そりゃ聞きますよ。
レポートに不備あったのかなども気になりますし。
したっけ、姪っ子的には Amazon の「ほしいものリスト」にあるモノが欲しかったということ。
「干芋のリスト」じゃなく「ほしいものリスト」が欲しかったと。
でも、学校のみんな(オレのことを知っている子も結構いる)に、「干芋のリスト」見せて大爆笑だったのが面白かったそうで、すごい良い思い出になったそうです。

そりゃそうっすよね。
クリスマスに「干芋に関するレポート(卒論レベル)」もらうことなんて、一生ない経験でしょうからね。

追伸
恥ずかしくてワードの「干芋2022.docx」削除しましたよ。
干芋かじりながらね。
「干芋のリスト」のお話し。
みなさまも女子へのプレゼントにはお気をつけくださいということです。
トホホ…