壁埋込式収納+デスク

※壁に埋め込むとなかなか便利に使えますということです。

実際に建てる前のオーナー様宅に訪問するようにして、プラン段階で生活スタイルに合わせたプランを考えたりします。
ムダなスペースは取らないよう考慮しますが、必要なスペースは重要。
そして必要なスペースは生活スタイルによって様々。
今回はプラン作る際に確保したいと考えているスペースのお話しです。

暮らしてから必要になりそうなスペース

以外と普通にプラン作ると考えられていなさそうなスペースがあったりします。
生活スタイルによっても違いはあるかと思いますが、以下は代表的な例。

  • ゴミ置くスペース
  • 干し場
  • ストック的なモノ置くスペース
  • 一旦置いておく的なスペース
  • 冬的なスペース

ゴミ置くスペース

キッチンまわりはもちろんですが、居室内でどのくらいゴミ置くスペースが必要か考えたりします。
建てる前のオーナー様宅にお伺いした際は、ゴミ箱あるかチラ見したりお話しを聞いたり。
生活スタイルでも変わってきたりするところではありますが、意外と後まわしにされがちなスペースです。
前もってちゃんとスペース取りたいところではあります。

干し場

かなり重要視しています。毎日のことですので。
共働きですと、室内干しとなる場合が多いので、屋内でいかにジャマにならなそうなスペースを確保するか。
お日様にも当たりそうなスペースで、できれば幅は180cmくらいは確保したい。
アルトホームだとテラス窓近辺に、屋内の物干し金物設置する傾向です。
となると、テラス窓近辺は常にある程度空いているスペースになることが望ましい。
あまり動線がかぶらない感じでテラス窓配置する必要があるわけです。
でもって、干さない時にはジャマにならない物干し金物を設置しています。
(梅干しとか新巻き鮭とか干し柿を毎年自分で作る方には専門的な干し場も必要ですかね。)

ストック的なモノ置くスペース

これも生活スタイルによりけりなのですが、ストックするモノの量とかにもよって変わるスペースです。
シャンプーやトリートメント、調味料、ティシュやトイレットペーパ、洗剤関連、災害用品、etc…
ストックブツ多い感じの方は、ちょっとしたストックスペースを設けるようにしています。
建物を大きくしないで、ストックできるスペースを増やす例としては、吊棚とか壁埋込収納。
(もちろん階段下や階段上を収納にしたりして。)
それでもストックブツ収納しきれない感じなのであれば、床下点検口から基礎部分へつながっているので、断熱必要ないものはそこに入れてもいいですね。
(普段見えない部分なので、入れたら忘れる可能性も多々ありますが。)
さらに天井点検口という切り札もありますが、多分2度と日の目を見ないかと…

一旦置いておく的なスペース

帰ってきてカバン置く、雑誌置く、リモコン置く、お風呂に入る時着替え置いておく、回覧板置く、料理を机へ運ぶ前に置く、冷蔵庫から出した食材を置く、スーパーから買ってきたモノを冷蔵庫に入れる前に置く。
様々な一旦置いておくスペースってのはあったりします。
キッチンまわりでしたら、対面キッチンの場合、カウンタを少し幅広くすると一旦置くスペースは確保できそうです。
リビングとかパウダールーム(洗面脱衣室)でスペースを取るのが難しい場合、壁に埋め込んだりします。
(上の写真みたいに。)

冬的なスペース

なかなか確保が難しいですが、コートとか掛けておけるスペースあると助かりますよね。冬は。
玄関から近い場所で確保したいと思っています。
11月~4月と考えると半年。
迷うところです。
こちらは建てるオーナー様と予算とご相談。

ということで

オーナー様のマイホーム、こんな感じのこと考慮してプランづくりしてました、という後日談的なものです。

追伸
でもってスペース確保は大事ですが、モノを減らすという手もあります。
ということなのですが、なかなかそれが難しい。
ボクもムダにスペース取っているモノもあります。
Yシャツとかほとんど着ないのですが、サラリーマン時代に着ていたのが結構あったり。
トホホ…